今年の鳥インフルエンザの野鳥の感染事例112件のうち約30件がナベヅルだ。全世界のナベヅルの9割に該当する1万羽ほどが鹿児島県出水市周辺で越冬する。高病原性鳥インフルエンザの感染が広がり大量死が起きた場合、ナベヅルという種の存続の危機に直結することも ...
同レポートでは、世界のカカオ豆の半数以上を生産するガーナとコートジボワールでは、生育最適気温の上限である「32℃」を超えた日が、気候変動の影響がなかった場合と比べて年間3週間以上増えたことを明らかにした。過去10年間(2015年~2024年)、10月 ...
企業の環境評価を行う非営利団体CDP(本部:英ロンドン)のシュリー・マデーラCEOが日本のGX(グリーントランスフォーメーション)推進のアドバイザーに就任した。日本政府はGX政策によって、今後10年で官民150兆円規模のGX投資の実現を目指す。CDP ...
2025年が始まったが、新年早々最大の関心事は日産とホンダの経営統合であった。結果的には両社の統合はうまくいかなかったが、これは日本の自動車産業の命運を左右するものであり、自動車に関わる者にとって他人事ではない出来事だった。両者の経営統合はなぜ破断したのか、そして日本の自動車産業の勝ち筋とは何か。(自動車ジャーナリスト=清水 和夫) ...
近年、カカオの価格は高騰続きで、史上最高記録も出た。気候変動による凶作が原因だ。2033年までに供給が25%減少する可能性があるといわれるカカオの代用として、英国のヌココ社はソラマメを採用。独自の発酵技術を用いて、「ビーン・トゥ・バー」チョコレート代 ...
大企業も中小企業も、規模に関係なく掲載しました。自治体では黒岩祐治・神奈川県知事や、当時の環境省事務次官、金融庁長官にも執筆いただきました。オルタナはその第2弾「わがパーパス2025」の掲載を2025年3月からスタートいたします。奮ってご応募下さい。
そして2025年1月の世界平均気温についても、欧州コペルニクスは、産業革命より前の水準を1.75℃上回り、史上最も暑い1月だったと発表した。2025年1月の平均気温は13.23℃となり、1991年から2020年の1月の平均気温に比べても0.79℃上回 ...
各国が国連に提出する温室効果ガスの国別削減目標(NDC)の提出期限は2月10日だ。しかし、日本時間の2月10日正午現在、提出した国の数は10カ国に過ぎない。日本もまだ提出していない。UNFCCC(気候変動に関する国際連合枠組条約)のサイモン・スティル ...
欧州委員会(EU)は1月29日、域内産業の競争力を高める提言書「競争力コンパス」を公表した。ドラギレポートをベースにした、この提言書は「脱炭素化と競争力の両立」など3つの行動分野と5つの横断的施策からなり、欧州を脱炭素型製品の「拠点」にすることが目的 ...
英レディング大学の科学者3人は、世界の平均海面温度の上昇ペースが、過去40年で4倍に加速したと報告した。1980年代後半は10年間で0.06℃のペースだったが、今では10年で0.27℃のペースで上昇している。海の温暖化は、海面上昇や豪雨・豪雪、生態系 ...
太陽光発電・リチウムイオン電池、電気自動車(EV)は中国で「新三様」(新・三種の神器)と呼ばれる。近年、これらのクリーンテクノロジーは、中国の対外輸出の拡大を牽引してきた。中国の気候政策やクリーンエネルギーに詳しい米専門家は、「中国の太陽光と風力発電 ...
消費者の感情に訴え、購入率を向上させる仕組みだ。実証実験では値下げ商品の購入率が5ポイント向上した。涙目キャラクター付きのシールは2025年春から全国展開を予定していて、店舗での食品廃棄を年間3000トン削減する効果が期待されている。