政府の地震調査委員会は12日、定例会合を開き、1月に宮崎県と福島県で、それぞれ最大震度5弱を観測した地震を議論した。会合後の記者会見で平田直委員長(東京大名誉教授)は、宮崎県沖はマグニチュード(M)7程度の規模の地震が繰り返し起きている場所だとして「再び地震が起きる可能性がある。強い揺れや津波に注意してほしい」と呼びかけた。 福島県の地震に関しても、深さ数キロで地震がたびたび起きてきた地域だと指摘 ...